心の目で見て、後ろに不満そうなカンベエ様がいれば良し。

浅黒い手にするつもりだったのですが、シチさんの白い手でもいいかと。
いや、でも眉根が寄っているからやっぱりカンベエさまかな。
そうすると、この後の展開は
　１，囓られる。
　２，食べられる。
　３，かぶりつかれる。
のいずれかでしょう。

でこ出しキュウもちょっといいなあ。


＞Morlin.さん
お久しぶりです。
私はあれを描きながら、一度しがみついたらかなり手強いカブトムシを思い出していました。
虫はすごい力持ちですよね。
そんなわけで（どんなわけだ）力ずくでは離れませんが、古女房が「キュウさん、髪梳いてあげましょ」とか言うとぺらっとはがれるはずです。
背後にくっつかれるのは落ち着かないけど、猛獣になつかれるのは嬉しいカンベエ様はいろいろと複雑です。

そんなわけで勘９のようなものを描いてみました。
おっさまが平然としているのか硬直しているのかはよくわかりませんが、目が死んでいるのは間違いありません。
「カンベエ様、それ、くっつけておきますか？　へっぱがしますか？」
とシチさんが目で問いかけているはずです。
キュウゾウ、ちょっと虫っぽい。

最近、ふつうなキュウゾウを描いていないと気がついたので一発。
髪の毛が少々へたれ気味なのは乾燥しているからです。
日本の気候、なんだかおかしいです。

5月3日はサムライではとっていませんが、オリジナルの方にいますので、よろしかったら遊びにいらしてくださいませ。
新刊はありません…。サムライもオリジナルも…。
ああ、そろそろオンリーの原稿やらないと、また同じことの繰り返しだわ。
自分が何を描きたいかと問うてみるとシリアスなら79とか89とか59で、勘9は大前提なのに４番目か５番目なことに気がつきました。
勘9をやるとしたら、あの世界ではなくパラレルとか現代版がいいな…と。
読むのは大好きなのに、なぜだろう。
たぶん、原作とほかの方の作品で満足していて、自分で描かなくてもいいや…と思っているのかもしれません。
二次創作って自給自足的なところが大きいからなー。

昨日、劇団☆新感線の「蜉蝣峠」を見て参りました。
堤真一氏演ずる天晴さんのお着物がとても美しくて描いてみたくなったのですが、カタログには一種類しか載ってないのね。
ペン画っぽいバラがどっかんと乗ってるあるやつなんか、すてきだったなあ。
そして常々思っとるのですが、着流しの裾からにょっきりのぞく太ももの色気は最高に素晴らしいですなあ。男女を問わず。
ふだん隠されているものがチラと見えたときのドキドキは、どんなナイスバデ〜がすっぽんぽんになっていても感じられないドキドキですものねええ。
ブラボー！着流しでの立ち回り！

以前にサムライ７の舞台が新感線ぽいと書きましたが、その一因がわかりました。
特殊効果をやっているのが同じ方でした。納得。